書くを仕事に!ライター塾(3)を受けて

一ヶ月って、あっという間で早いですね!
ライター塾、第3回でした。

今回のテーマは『インタビュー原稿の書き方(2)』でした。
前回、ライター塾(2)の課題でインタビュー原稿を書いたのですが、
その添削を江角さんにしていただき、全員が自分の原稿の添削を聞くという内容。

正直、私は他人に「ダメ出し」されるのが本当に嫌で、
大学受験のための小論文を書く際も、先生の添削に「嫌だ」と思っていましたし、
過去に何度か雑誌に寄稿した際も、添削が怖くて怖くて(苦笑)

添削は原稿のバージョンアップ

添削をする前に、江角さんがこうおっしゃってくれました。
「添削は、原稿のバージョンアップ。自分のダメ出しではない」
なるほど、と思ったと同時に何かがスッと腑に落ちました。

「商業ライターは、私の原稿、作品ではない」
読者にわかりやすく伝われば良いのです。

今まで、自分の作品という気持ちが強かったし、自分のダメ出しだと感じていました。
ですが、江角さんの言葉で添削の恐怖から私を救ってくれました。
この言葉があったからこそ、冷静に傷付かずにすんなりと話を聞けたと思います。

また、例題をいくつか添削するワークがあったのですが、
それらの原稿を読ませていただいたことも安心しました(笑)

本の原稿は磨かれたダイヤのようなものだ

江角さんの名言は続きます(笑)
本当に、この言葉も、そうか〜!!!と納得しました。

自分が今まで読んでいた文章というのは、何度も何度も削られ、
磨かれたピカピカのダイヤだったのです。

だからこそ、読みやすく、美しく、読者に伝わる文章になっていたのです。
最初から、その完璧なダイヤを目指すのではなく、
荒削りで少しづつ磨いていくのです。
なんということでしょう!
全ての物事は、最初からうまくいくはずがないのです。
文章でもそうなんだなぁと何だか安心した瞬間でもありました。

読んだ人にどうなってもらいたいのか

インタビューをして、記事を書いて、最終的に抜け落ちていた視点。
それが、これでした。

「伝えたい」思いが先走りすぎて、空回りをして、
私はいつも、自分の長所でもあり、弱点でもあるところが見えてきたのです。

徹底的に、読者の視点に立つこと。
それがなかなか難しく、いつも自分の伝えたい思いが勝ってしまうのです。

「お腹いっぱいの人を食べ放題に連れて行く」

ものすごく的確な表現だと自負していますが(笑)
これをやってしまうので、そうではなくて、
きちんと読者の視点に立つということを大前提に考えねば・・・!と気を引き締めた次第です。

ライター塾のメンバーに癒される

毎月、顔を合わせていると心をゆるしてくるものです。
特に毎月の講座以外で交流することもないのですが、
顔を見ただけで「元気そうだ」とか「元気がなさそうだ」とか、
そういったやり取りまでできるようになって、とても癒されました。

それぞれのメンバーの良さがわかってきて、
話を聞いているだけで、
「こういうところが素敵だなぁ」
と思えて、この時間がほっこりします。

さて、インタビュー記事を添削していただいたので、
反省点も踏まえて、しっかりリライトしていきたいと思います!