リアルな講演会、どれくらいぶりでしょうか。
コロナ禍で、全国の人達とネットで繋がることは増えたけれど、
講演会に足を運ぶ、ということが減ってしまいました。
昨年開催予定だった講演会の延期の延期開催に足を運びました。
子ども達に、宇宙に興味を持って欲しいという思いもありつつ、
自分自身が、過去に著書を読んで感銘を受けたので、
是非一度、お会いしてみたい!と思ったのでした。
その著者の方とは・・・
日本人初の宇宙飛行士、毛利衛さんです。
毛利さんのお話によると、
中学生の頃、当時の白黒テレビでガガーリンを見て、
「地球は青かった」というセリフ、どんな青さなのか知りたくて宇宙に興味を持ち、
その後、皆既日食を見たことで感動し、
自然科学者になろう!と科学者の道を志すことになったそうで、
科学者としての道を歩まれている途中、宇宙飛行士の募集があり、
科学者として他の人がしたことのない実験をしてみたい!と宇宙飛行士になられたのだとか。
毛利さんが宇宙に行くまでの世界の宇宙飛行士というのは、
軍人がほとんどだそうで、
「軍人ではなく科学者として宇宙に行く」という誇りのようなものを、
毛利さんのお話から感じました。
宇宙で行った実験動画を紹介してくださったり、
宇宙から見た美しい地球の映像も流れました。
宇宙で、サルの細胞を観察している時に、ずっと集中していたため、
少し休もうと研究室の窓から地球を見たら、
ちょうど、オーストラリアの砂漠が見えたところだったようで、
サルの細胞と砂漠がとても酷似していると感じたそうです。
大きさは違っても、自然の模様というのは似ているのだ、と。
宇宙から行く前と帰ってきた後では、
自分は、成し遂げたというような感動があり、
自信を持つことができたとおっしゃっているのが印象的でした。
他人から見ても、帰ってきた後では、変わったねと言われたそうです。
また、子どもへの教育についての質問では、
好きなものが何かわかること。
嫌いなものが何かわかること。
自分でやりたいと思うことをもつこと。
という言葉が印象的でした。
算命学でいうと、毛利さんは南方が貫索星の人なので、
こうしたい!という思いが強くあり、それをやることでご自身が満足されるのだなぁと感じました。
「やりたい」と思ってやるのと、嫌々やらされているのとは違う、と。
その気持ちも違いもよくわかります!
また、東方が石門星の人でもあるので、
チームワークが大切、というお話もされていて納得でした。
今はまだ、遠い未来のための研究を宇宙で研究・開発しているとのことで、
今はわからない、気がつかないことでも、
それが誰かの、何かの役に立つって凄いことだなぁと思いました。
子育てをしていると、
今すぐに結果が出ることはないので落ち込みそうになることも多々あります。
でも、いつか遠い未来のために、
自分の子育てが何かの、そして誰かの役に立てるのなら頑張れるなぁと思いました。
毛利さんと同じく、私も北方が禄存星なので、人類のためにというキーワードが素敵だなぁと感じました。
宇宙に思いを寄せながら、人間も自然の一部なのだと改めて気付かされたのでした。
共存・共栄なんだなぁ、生かされているんだなぁと地球の映像を見て感じました。
良きタイミングでお話を聞けて良かったです。