ライター塾の効用

もう10年以上前に「潜在意識を書き換える」というものに出会った。
当時は、所謂「スピリチュアル」というカテゴリーに入れられていて、
周りからのイメージは、とにかく怪しいという認識が強かった。

私は、それを知った当時、怪しいという思いはなくて、
「それができるなんてスゴイ!」
という思いから講座を受講して、潜在意識の書き換えに取り組み始めた。

当時の手法を今でも使うのかというと、
10年以上やってみて、今は当時学んだ手法全てを使っているわけではなくて、
結局今でも続けているのは「書き出す」こと。

日常生活で、何度もやってくる現実というのは、
基本、自分の心が作り出しているもの(投影)なので、
その現実(想い)を丁寧にひも解いていく作業をただ繰り返している。

古い昔のノートはもう沢山捨てたし、
昔、自分がどんなことを感じていたのかまでは覚えていないけれど、
過去のブログ(このブログではない)にそのときの気持ちが書いてあるのを読み返してみると、
自分はそんな思い込みを抱えていたのか・・・と笑ってしまう。
そう、思い込みを書き換えると綺麗さっぱり忘れてしまうのだ。

何度もやってくるのはインナーチャイルド

現実に投影しているというのは、自分の過去の未消化な思い込み。
「本当は、こうしてほしかった。」
「こう言いたかった。」

というような感情が今でも潜在意識の中には残っていて、
それが現実をつくり出しているという考え方の元、
その過去の未消化な思いにひたすら向き合っていくと、
過去の未消化な思いがしっかりと解消されていく。

インナーチャイルドとは、「内なる自己」と呼ばれ、子ども時代の心情

と説明されるものなのだけれど、
本当に何度も何度も同じような思いをするような現実が起こるときは、
「過去の思い込みが消化されていないよ!」
「これはもう手放していい思いだよ」
というのが、絶妙なタイミングでやってくるのだ。

ずっと、ノートに書き込みをしていくと、
ひたすら未消化な思いが出てくるものなので、
延々と解消することがあるけれど、
途方にくれないでほしい!
ベストなタイミングで、未消化な思い込みに気付くし、
層のように積み重なっているものでもあるので、
Aという思い込みに気付かなければ、Bという思い込みに辿り着けないこともある。

だから、少しずつ自分に向き合っていくというやり方がベストだと私は思っている。
過去10年以上、コツコツと続けてこれているのも、

思い込みに気付く

現実の捉え方が変わる

現実が変わる

という単純な作業だったから継続できている、とも言える。

あまりにも辛い過去のある人は、もちろん専門家に頼ったら良いし、
私のやり方はあくまでも個人的な経験であって、
万人にオススメしているわけではない。
ただ、自分がこうやって向き合ってきたというお話。

10年以上もやっていると、
今年に入ってからは、正直あまりノートに書き出すことがなくなってきていた(笑)
思い込みだな・・・と気付くと、
ものの2~3行書けば、「あー、これだな」という感覚と未消化な思い込みががわかってしまう。
だから、私にとっての書き出す作業はメモ程度になっていた。

けれど、ライター塾の最後に、
「発信の妨げになっているものは何か?」
という質問があって、これを掘り下げていくと、
出るわ、出るわ、のオンパレードで、
これでもかー!!!
というような気付きがライター塾の後から毎日起こっている。

それでもメモ程度の思い込みばかりが出てくるけれど、
自分にとっての重要な未消化な思い込みばかりで、
発信していくために解消しておいた方が良い思い込みばかり。

是非、発信することに躊躇いがある人は取り組んでいくと、
自分をさらけだして発信することができるのでオススメしたい。