宇宙の星も死ぬ
星に寿命があるって、知っていましたか?
私は、全く知らなかったので衝撃でした。
なんだか、星も生命体なのかも?と不思議な気持ちになりました。
星の中でも、一際明るい、シリウスという星をご存知ですか?
シリウスは、おおいぬ座の恒星で、一番明るい星なんだそう。
確か、太陽の約20倍も明るいそうで、シリウスの光が地球に到達するのに、約8.5年程かかるとか。
こういうとても一際明るい星というのは、星が消滅する時に巨大な爆発を起こすのだそう。
その爆発の名前を、超新星爆発というのだとか。
超新星爆発というのは、とても明るい星はチカチカと一気に輝くので、光が弱い(・・・少ない?専門ではないので、どの表現が正しいのか不明だけれど)星よりも、寿命が短いそうで、消滅するときもドカンとものすごい衝撃になるのだそう。
約1000年程前に、超新星爆発を起こした星があって、今でも地球から見えるのが、おうし座にあるかに星雲という超新星爆発の残骸。
1000年も前の爆発した名残が未だに、地球から見えるってすごくないですか?
超新星爆発を起こすと、その中からまた新しい小さな星が誕生して、星が成長していくのだとか。
もう、ロマンでしかない。
どう生きるか
この話を聞いて、人間も星も全く同じだな、と思ったのですが。
自分のエネルギーを使い切ってしまい、平均寿命よりも早く亡くなる方はいるわけです。
それって、星も同じで、他の星よりも輝いてエネルギーを使い切ったら早く消滅してしまう。
しかも、最後は凄い爆発を起こすというのは、リスクがあるわけです。
星も、そこまで明るい星でなければ、超新星爆発というのは起こさないそうで。
わたしゃ、穏やかに生きたい。
そういう派手な人生というのも憧れるけれど、どういう風に生きるのかを問われているような気がしたんですよね。
シリウスのような生き方を決して否定しているわけではないですよ。
それで良いという人もきっとたくさんいるだろうし。
超新星爆発を起こしてからも、新たな星の誕生があるというのもすごいことだなと思いました。
破壊と誕生は同じ
星が消滅することは、それで終わりではなくて新たな始まり。
私は、宿命に天剋地冲があるので「破壊」とか「壊れる」ことを徹底的にやってしまう宿命なのですが、
それを悪い方に捉えるのではなくて、いつも新しいことを抱えている、希望があると捉えると、とても希望に満ち溢れてくるのですが、いかがでしょうか。
星も、破壊と誕生は同じだと思うと、きっと自然の摂理なのでしょうね。
動的平衡も壊しながら、つくられるですよね。
改めて、人間も自然の一部なのだということを痛感しました。