本日Twitterに呟いたことがあるのですが、夫に「私の趣味は何か?」と尋ねられて、気が付くと自分の趣味だと思っていたことが全て仕事に繋がっていたという話。
最初から「こういう風になる」と決めていたわけではなくて、ただ好きをひたすらやり続けていたら、仕事になっていったということなんですけれど、それも導かれるように。
絵を描くのが好きなのは、もう物心ついた頃からで、保育園の頃には周りのお友達から、
「上手!私にも描いて!」
と言われていたので、本当に小さい頃から好きでした。
文章を書くのも、3歳の頃にピアノを教えてもらっていた先生に、自分の書いた小説を不覚にも見られてしまったのですが、その頃から好きでした。
タイピングと出会ったのは中学の頃で、当時の友達と交換小説を始めたのがきっかけですが、父所有のワープロを使っても良いと許可をもらい、タイピングの練習をしました。
当時は、ひらがな打ちで、とても早くタイピングできました。自分の打った文章が印刷されるなんてすごい!と感動して、ハマりました。
まだ、パソコンが一般家庭に普及していない、普及し始めた頃と言えばいいでしょうか。
ちょうど、高校入学を迎えます。
私は、パソコンでデザインがやりたかったので当時珍しかったパソコン授業ができる学校に入学したのですが、そこで衝撃の出会いをします。
これだから人生は面白い。
私は中学生の頃、深夜ラジオにハマっていました。
ヲタクだったので、声優さんがやっているラジオというのを聴きたくてリスナーになりましたが、
そのラジオ前後の番組も面白くて、どっぷり深夜ラジオにハマりました。
そこで、インディーズのバンドと出会います。(今はもう解散してしまいましたが)
当時まだ8cmCD(懐かしい!)だった頃。
インターネットもないので、近所にある書店へインディーズバンドのCD予約をしに行きました。
近所の書店だったので、本を買うにもよく通っていましたが、CD予約は初めて。
自分の住所も名前も書かないといけません。
それも、メジャーではなくてインディーズバンド。
その予約を担当してくれたのが、のちに高校で出会うことになるパソコンの先生です。
当時、先生はアルバイトをしていたらしく、
普段なら気にも留めないところ、田舎で珍しいインディーズバンドのCDを予約したものだから、すごく印象に残っていたようです。
私も、よく本屋に通っていたので店員さんの顔も覚えていました。
高校で再会!!!衝撃です!!!
えーーーーー学校の先生になったんですかーーーーーー!!!
あの時のーーーー!!!
あのインディーズバンドの子!!!!
すごくないですか?笑
少女漫画だったら恋愛フラグ立ちますよね。笑
ガチでリアルに、何にも起こりませんでした。
ヲタクだったので。二次元がトキメキ。
恋愛フラグじゃなくて、その先生に再会したことで、めちゃくちゃ鍛えられたんです。
何かというと、、、
パソコンのタイピング力。
ひらがな打ちでクラス1番早かったし、特に何も困ることもなかったし、課題提出も早くて余裕ぶっこいてたんです。
そしたら、「ローマ字打ちできるの?」と聞かれて、「できませんが、困ってません」と言うと、
容赦無く、ひらがな打ち禁止令が出されました。
そして、私はクラスで一番最下位に転落したのです。。。
悔しいのなんの。
今まで、積み重ねてきたタイピングの努力が一気になくなった感覚がありました。
泣きながら、もう嫌だ、ひらがな打ちに戻したい・・・と何度言ったことか。
でも、その先生はめちゃくちゃ厳しかったんです。
そんなわけで、タイピング力をあげるべく特訓することになりました。
そうやって練習したことで、タイピングの仕事に繋がりました。
ちなみに、高校でパソコンの資格を色々と取得したことで、大学でパソコン講師のアルバイトもできました。
未来を決めてしまわないこと
「引き寄せの法則」ブームから、先になりたい未来を決めておくということをやる人が増えましたが、
私の場合、自分の人生を振り返った時に、未来を断定するよりも流されて生きてきたことが、
その後の未来に繋がっていることがほとんどでした。
流されて、というと言い方に語弊があるかもしれません。
その時、好きなことを存分にやる
それが、全ての未来(今)に繋がっているのです。
不思議なんですけれど。
こうなるという未来予測はせずに、ただ好きをずーっと延々にやって生きてきただけなんだなと。
好きと思う前に、とにかくやってみることも大事。
いろんな人に迷惑もかけつつ、失敗もたくさんしました。
大人になったらやってみたい!と思っていた職業はアルバイトでたくさん経験してみました。
そこで、自分に「合う・合わない」というものを知りました。
結局、好きは続く。んですね、不思議なことに。
未来を断定しないという強さこそ、長く続く秘訣なんじゃないのかな、と。
そんなことを考えたのでした。